壁紙再生工法の注意点とは?メリットや工法の安全性など解説

壁紙再生工法

 

壁紙再生工法

 

壁紙再生工法は、料金が安い、施工スピードが早いなどのメリットがあります。また、壁紙再生工法は防カビや抗ウイルス効果などにも優れた能力を発揮し、かつ、安心の工法でもあります。ただし、いくつか注意点もあるため、事前に確認が必要です。ぜひ、壁紙再生工法の注意点を押さえてから、業者に依頼してみましょう。

 

壁紙再生工法の注意点とは

壁紙再生工法は、貼り替えなどせずに、汚れた壁紙の上から塗料を塗る工法です。壁紙の模様が消えることなく、かつ新品同様になると人気があります。同時に、穴や傷などの劣化した部分を直せるのもポイントです。しかし、壁紙再生工法はどのような壁紙にも使えるわけではありません。以下では、壁紙再生工法の注意点などを解説します。

 

劣化具合でダブルコーティングが必要

壁紙再生工法では、劣化の状態によっては重ね塗り(ダブルコーティング)が必要になるケースもあります。たとえば、たばこのヤニ汚れなどがひどいときには、一度塗っただけでは消えません。そのため、劣化が進んだ壁紙は一度の施工で終わらない点に注意してください。

 

壁紙の汚れがひどいと使えない

壁紙再生工法は、汚れなども消せることから人気ですが、あまりにもひどい汚れがついた壁紙は施工できません。ある程度は修繕も可能ですが、汚れの程度が大きいと壁紙を貼り替えた方が直る確率は高くなります。そのため、壁紙の汚れの程度によっては、壁紙再生工法が使えない点にも注意が必要です。

 

できるのはビニールクロスのみ

壁紙再生工法が使える壁紙は、ビニールクロスのみである点にも注意が必要です。布や紙の壁紙には、そもそも壁紙再生工法は使えません。賃貸物件などのほとんどがビニールクロスであることから、問題になることも少ないです。しかし、和室などの壁紙にジュラク調ビニールクロスが使われている場合も施工できません。

 

家具の移動が必要なケースも

壁紙再生工法を使うなら、家具などの移動が必要なケースもあります。家の中に家具があふれていると塗装ができないため、大きな家具などは移動が必要です。家具を移動してからでなければ、別途移動の費用がかかる点にも注意してください。移動がないままの作業は難しいため、別料金が発生するケースもあります。

 

壁紙再生工法で得られるメリット

壁紙再生工法は、ペンキなどで塗装するのではなく、特殊な染色剤を塗ります。そのため、汚れた壁紙を貼り替えずに工事ができます。壁紙再生工法を施工してもらうのなら、どのようなメリットがあるのかも押さえておきましょう。

 

貼り替えの半額に近い値段で可能

壁紙再生工法の最も大きいメリットは料金が安い点です。一般的な壁紙の半額ほどで施工が可能なため、大幅に料金を抑えられます。壁紙再生工法では、古い壁紙をはがす必要がないため、人件費も抑えられ、低価格が実現できます。壁紙の貼り替え費用に悩んでいる方は、ぜひ壁紙再生工法を候補に入れてみてください。

 

施工のスピードが早い

壁紙再生工法は、専用の塗料を使うため匂いもほとんどなく、かつ施工のスピードが早いのも特徴です。たとえば、ワンルームのマンションで50平方メートルほどの壁なら、作業は3~4時間で完了します。一般的な壁紙貼り替えと比べても、3倍近いスピードで施工が終わるため、時間がかからない点もメリットです。

 

穴や傷も再生可能

壁紙再生工法では、古い壁紙の上から塗装するため、壁紙の質感なども残せます。さらに、小さい穴や傷などは塗料でふさげます。そのため、元の壁紙を活かしつつ、きれいな壁紙に再生することも可能です。シミや変色部分などもきれいになるため、お気に入りの壁紙をそのまま使えるのもメリットでしょう。

 

廃棄ごみがでない

壁紙再生工法は壁紙をはがす必要がないため、廃棄ごみがでないのも特徴です。壁紙の貼り替えでは、古い壁紙はごみになります。しかし、壁紙再生工法であれば、上から塗装するため、そもそもごみが発生しません。そのため、エコロジーな施工方法である点もメリットといえます。

 

二酸化チタンやキチンキトサンの効果

壁紙再生工法に使われる塗料には、二酸化チタンやキチンキトサンが含まれています。キチンキトサンは抗菌力にも優れているため、大腸菌、黄色ブドウ球菌なども寄せつけません。そのため、防カビ効果はもちろん、二酸化チタンには抗ウイルス効果も期待できます。

また、たばこの匂いやアンモニア臭などを防ぐ効果もあると人気です。壁紙再生工法では、現状問題になっている匂いだけでなく、新たに発生する匂いも防げるのは大きなメリットでしょう。壁紙の寿命を延ばす意味でも、壁紙再生工法は効果を発揮します。

 

まとめ

壁紙再生工法の注意点、メリットや安全な理由などを紹介しました。壁紙再生工法は体に優しく、料金も安いというメリットがありますが、布や紙製の壁紙には使えません。もし壁紙再生工法を依頼するなら、事前に注意点を確認し、自宅の壁紙に使えるかどうかもチェックしてください。

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